【014 真昼の狂宴】

最初に、“乾杯(カンペイ)”について触れておきたい。

小美(シャオメイ)さんのブログで、台湾の乾杯(カンペイ)について詳しく書かれているが、まさしく“乾す杯”なのである。

「○○さん、乾杯(カンペイ)」と言われたら、杯を掲げ、相手と目と目を合わせてから一気に飲み乾す。
そして、お互いの杯を掲げ、『飲みましたよ!』と絆を確認するのである。

小美(シャオメイ)さんの記事はこちら


今日はキャディ達と昼飯を一緒に食うことになっていた。

ゴルフ場から車で10分ほど北に行った村の店である。
キャディ約30名、その他男を含めて総勢40名程度であった。

まだ研修中のキャディ達だが、皆とにかく元気がいい!

まだ席に座る前に、いきなり出てきたのが“ネズミ”である。

以前、赴任前の出張時に、当ゴルフ場の男衆に「山のウサギ」と騙されて食わされた苦い記憶が蘇る。

数切れ食べたが、最後のは足だった。
足の爪まであり、毛も少し残っている。
さすがに気持ち悪かった。

キャディ達のテーブルのネズミは、瞬く間に完食となってしまったので、断腸の思い?で分けてあげた。

その後が大変である。

至る所で、乾杯(カンペイ)、乾杯(カンペイ)!
私達のテーブルにも入れ替わり立ち替わり、多くのキャディが表敬訪問に来てくれて乾杯である。

皆、恐ろしく強い。
この時知ったのだが、台湾では飲酒を規制する法律が無いらしい。
真実か?
国民の勝手な解釈か?

ゆえに、ガキの頃から大っぴらに酒を飲んでいるのだという。
キャディの酒の強さを見て、頷ける話である。

「オ○ノさん」と呼ばれて、「チュー」と応えるギャグは結構受けていた。

そしてついに、真っ昼間からカラオケがおっ始まった。

支配人 陳さんの“榕樹下(ロンスーシア)”である。
(“榕樹下”については、8/2号の“KTV”か、ブログを御覧下さい。)

キャディが、「日本の歌を歌え!」と、しきりに言うのでビデオを見たが、古い歌しかなくて分からない。

そうしているうちに、例によりキャディマスター 朱さんのダンスが始まった。
そして、そこら中で乾杯の嵐!

『こりゃー、午後は仕事にならないなっ!』と思った。

そこに満を持して、メインディッシュ“カタツムリ”が登場した。
コリコリして美味かった。

ビール瓶が、100本は転がっていた。


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