- 共通テーマ:
- 楽しいゴルフ テーマに参加中!
台湾には犬が多い。
そこら中に居る。
きっと人の数と同じくらい居る。
それも「一匹一匹の種類が全て違う!」と言っても過言ではない。
「全てが雑種であり、一匹の犬の中にあらゆる種の特徴が見出だせるが、二匹として同じ種はいない。」という印象を受ける。
ちょっと見は、「コリーに似てる」とか、「テリアかな?」という具合である。
先進国では、いろいろな種を掛け合わせて新種を造り出すという研究が行われているが、ここ台湾に於いては人為的な方法によらずとも、ご本人自ら本能の赴くままに“掛け合わさって”いる。
例えば、近所で子犬が生まれたとしたら、その親を当てるというクイズも新しい趣向でおもしろいと思う。
更に、どの犬も毛並みが綺麗に揃っているということはなく、いかにも病気を持っていそうである。
『決して健康ではないが、丈夫!』という訳である。
ここKゴルフクラブも例外ではなく、常時数匹のお犬様が徘徊している。
10番ティ横のベンチの背もたれに肘をついてコースを見ていた時、一匹の白い犬が9番グリーンの方へ降りていこうとしていた。
断じて芝ではなく雑草の斜面をジグザグに、あたかもスキーのパラレルターンのように降りていく。
良く見ると彼(彼女?)は右後ろ足が悪いようで、使っていない。
もし足が不自由でなければ、きっと見事なウェーデルンを披露してくれたに違いない。
しばらくして、我々が座っていたベンチの下に、スキー犬がいつの間にか戻ってきて、既に熟睡しているのをDキーパーが発見した。
まるで忍者のような奴である。
いたずら心を出したDキーパーが、彼の腰あたりを揺すった。
しかも足で!
しかし、彼はピクリともせず寝ている。
日本の犬なら、そばに人間が来るだけでビクリとするはずである。
諦めずに、足で揺すり続けていると、彼が突然目を開け顔をこちらに向けた。
私が『やったぜっ!』と思ったのも束の間、彼はまた熟睡してしまった。
彼はDキーパーに反応したのではなく、鼻先に来た虫が鬱陶しかったのだ。
自分を人間だと思っているらしい。
或いは、私たちを犬だと思っているのか?
そしてその傍らには、木の根元を一心不乱に激しく掘り続ける一匹の犬がいた。
↓気に入って戴けたら人気ブログランキングへ
第1話から読んでみる
最新記事を読む


![[stmx] - ソーシャルマーケットプレイス](http://sun.d-064.com/images/myu_program/120-60_03.gif)
